Message From The Manager
支配人よりご挨拶
箱根ハイランドホテルは2025年に開業68年を迎えます。
長年ご愛顧いただいております皆様に厚く御礼申し上げます。
68年前、三井財閥の團琢磨氏の別邸跡地に開業した箱根ハイランドホテルは、品格のあるホテルを目指し、食へのこだわりを大切に、各界の著名人をはじめ大切なお客様をおもてなししていたと聞いています。1961年に小田急グループ系列に加わり、その後幾度かのリニューアルを経て参りましたが、開業から変わらない上質で温かいおもてなしの心をもってお客様をお迎えすること、それが私たちの使命であると考えてきました。
箱根ハイランドホテルは、2025年5月7日をもって長期休館となります。休館まであとわずかな期間ですが、これまでの箱根ハイランドホテルの歴史と、これからの箱根ハイランドホテルへ期待を感じていただけるイベントを開催し、皆様をおもてなしいたします。
これからもお客様にご愛顧いただけるホテルを目指して参ります。引き続き、箱根ハイランドホテルもご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
支配人 
History
箱根ハイランドホテルの歴史
1957年5月25日のホテル開業以来、「上質で温かなおもてなし」を心がけ、みなさまをお迎えしてまいりました。
レストランや大浴場、コテージや温泉露天風呂付き客室など幾度かのリニューアルを経てお客様をお迎えしてきたホテルですが、2025年には施設の老朽化もあり長期休館に入ります。今後も團家のおもてなしの心を受け継ぎ、上質なくつろぎを提供できるホテルを目指して参ります。今後の箱根ハイランドホテルにご期待ください。
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團琢磨男爵別邸が起源
今から100年前、のちに三井財閥の男爵となる團琢磨氏が1925年に箱根・仙石原の地に別邸を設けたことが、箱根ハイランドホテルの起源です。雑木林の中に渓流が流れるこの地に西洋館を建て、その後長男の團伊能氏に引き継がれ管理され、第二次世界大戦中は團家の疎開先として利用されていたそうです
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1957年「箱根ハイランドホテル」開業
團琢磨氏の別邸の良さをそのまま活かして、長男の團伊能氏によってホテルとして開業したのが1957年5月25日のこと。ホテル名の由来は、伊能氏が好きだったイギリス北部の「ハイランド地方」からとったもの。別邸には琢磨氏がしとめた鹿のはく製があったことから、鹿がホテルのシンボルマークになりました。
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食のこだわりは開業以来の伝統
開業当時から「とにかくおいしい食事を」と最高級の食材を使い、食器も源泉していたようです。当時は長期滞在のゲストも多く、毎日違う料理を提供し、料理長は各ゲストの味つけの好みも記憶して料理を用意していたといいます。
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1977年に現在の姿に
かつての別邸として木造西洋館が建てられてから約50年、老朽化した建物を取り壊し、現在のホテルの姿になりました。赤い屋根に白い壁の新しい建物は、自然の景観を活かした配置となっており、別邸時代の気品を残しつつ、モダンなリゾートホテルになりました。
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食を楽しむホテル
1977年以来、本格的なフレンチにこだわってきましたが、2002年には和の食材や調理法をとりいれた「フレンチジャポネ」がスタート。レストランの中庭には特注の薪火かまど“ガーデンブロッシュ”が設置され、香ばしく焼き上げる肉料理はリゾートならではの食事の時間を演出してきました。
