こんにちは、フロントの酒井です。
湿気に暑さと梅雨らしさもありますが、仙石原では草花が次々と芽吹き、木々の緑が美しい季節でもあります。
本日はホテルから徒歩15分ほどの距離の、箱根ラリック美術館をご紹介させていただきます。
自然の豊かさを感じることのできる今の時期、是非とも訪れていただきたい美術館です。
◇箱根ラリック美術館とは
アール・ヌーヴォーとアール・デコ、二つの時代に活躍した宝飾とガラスの工芸作家であるルネ・ラリックの作品を堪能することができます。
フランス・シャンパーニュ地方の小さな村に誕生したラリックは、ぶどう畑に囲まれながら、草花や昆虫、鳥たちなど自然に育まれて成長したそうです。
パリに渡った後、金銀細工師のもとで働き始め、カルティエなどの一流宝飾店から依頼されるジュエリー作家になりました。
1900年のパリ万博ではグランプリを獲得する大成功を収めるなど、40代まではジュエリーを中心に活躍しました。
その後はジュエリー作家の枠を越え、香水瓶や花瓶のガラス工芸、さらには室内装飾をも手掛けるなど、幅広いジャンルで活躍しました。
箱根ラリック美術館では、ジュエリーやガラス作品をはじめ、室内装飾の傑作やオリエント急行の内装と、ラリックが生涯をかけて生み出した、たくさんの作品をご覧いただけます。
また7月末までの間は、開館15周年の記念イベントが開催されています。
“パリ郊外の明るいレストラン”をイメージして作られたカフェ・レストランLYSでは、
期間限定で記念スイーツや、15時からはスパークリングワインのフリーフローが行われています。
この他にも期間限定のイベントや特典がたくさん用意されています!
箱根にお越しの際はアートと自然に癒されに、ぜひお出かけください(*^^*)
※今回は特別に許可をいただいて撮影したお写真と、美術館より画像提供していただいたお写真を掲載いたしました。